京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

 

プロジェクト

2017年度 プロジェクト研究
音曲面を中心とする能の演出の進化・多様化

研究代表者名

藤田隆則  Takanori Fujita

共同研究者名

共同研究員: 安納真理子(東京工大)、上野正章、大谷節子(成城大)、大山範子、柴田真希、高橋葉子(本学客員研究員)、田草川みずき(千葉大)、田中敏文、玉村恭(上越教育大)、中尾薫(大阪大)、長田あかね、永原順子(大阪大)、中嶋謙昌(灘高)、丹羽幸江(本学客員研究員)、Pellecchia
Diego(京都産業大)、森田都紀(京都造形芸大)、横山太郎(跡見学園女子大)

研究の趣旨(目的・意義・特色など)

開催趣旨

能の多くの登場人物は囃子にのって登場する。そして、すべての登場人物は台詞の一部を必ず歌う。能は音曲の要素なしにはなりたたないのである。室町期以来の伝承の過程で、能の音曲は、娯楽と社交の、儀礼遂行の、修道の、手段となってきており、それにともない能の音曲は、構成やテクスチャーにおいて、独自の発展をとげ、日本の伝統芸能の中でもユニークな存在となっている。だが、ユニークさだけをうたっているわけにはいかない。時代の流れの中で、音曲は様々な影響を被り、変化を受けてきた事実があり、現代も新陳代謝を続けている。本研究会は、能の演出の進化・多様化を、音曲面を中心に見渡すことをめざす。本年度を最終年度とする。

備考

2017年度の研究会


時間:13時30分—17時
場所:日本伝統音楽研究センター合同研究室(新研究棟7階)

  • 6月13日(火)スタンフォード大学との共同プロジェクト打ち合わせ

  • 6月14日(水)金剛流の能〈小鍛冶〉〈半蔀〉、申し合わせ(於:金剛能楽堂)

  • 6月15日(木)金剛流の能〈小鍛冶〉〈半蔀〉の上演(於:金剛能楽堂)

  • 7月6日(木)ワキのかたり、 ナレーション、音楽(藤田、ゲスト:安田登)

  • 7月7日(金)ワキ、ナレーション、インターメディア(藤田、ゲスト:安田登)

  • 10月19日(木)研究計画打ち合わせ

  • 11月29日(水)初心者に対する謡の教授について(ゲスト:浦田保親)

  • 2月2日(金)謡に見るテトラコルド音階からオクターブ音階への移行現象(田中)、翻刻『脇直伝仕方附』(ゲスト:飯塚恵理人)

  • 2月9日(金)日本の伝統的な語り物の立体化—幸若舞と題目立(藤田)、能のワキは何を夢見ているのか(ゲスト:有松遼一、客員教授安田登)

  • 2月10日(土)能のワキ方にきく論語の中の「楽」(ゲスト:安田登)

  • 2月14日(水)真言宗の講式をめぐって—その1(丹羽、於:金剛峯寺)

  • 2月15日(木)常楽会の次第について—その2(丹羽、於:金剛峯寺)

  • 3月1日(木)オリエントのSPレコード(高橋)

  • 3月18日(日)近代初期にはどのような「稽古」が行われていたか(玉村)、近松没後の義太夫節文字譜索引の作成について(田草川)、狂言〈八句連歌〉の音曲(大谷)

  • 3月19日(月)観世文庫所蔵の謡伝書『観世流謡学掲的』(長田)、『観世流謡学掲的』覚書(高橋)、岩井七郎右衛門系譜追考(恵阪)、望月について(藤田)

  • 3月20日(火) 江戸中期の謡稽古の記録を読む(中尾)、東京朝日新聞を通じた観世流改訂謡本の普及について(上野)、近代能楽の宗家の動向と型付(横山)

公開:2018年04月06日 

京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター

610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6 京都市立芸術大学新研究棟6・7・8階
TEL 075-334-2240 FAX 075-334-2345(教務学生課 音楽教務担当)

©Research Centre for Japanese Traditional Music, Kyoto City University of Arts.

ページ先頭へ