京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

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伝音セミナー

平成18年度 第4回伝音セミナー
語り物の流れ

平成18年9月7日(木)

講師:
担当:後藤 静夫(センター教授) 協力 :亀村 正章

◆HP広報記事

セミナー第三回を受けて、仏教音楽から語り物への流れをたどってみる。義太夫節を中心とするが、地歌等他の邦楽との影響関係も古曲保存会レコード等で聞き比べる予定である。

◆担当者コメント

前回中世の語り物として「声明」「和讃」「詠歌」「謡」「狂言小謡」が取り上げられた。今回はそれをうけて、近世の語り物を、義太夫節を中心に取り上げた。
前回の「釈迦如来誕生御和讃」と、より芸能化した「(改良)説教浄瑠璃」を聞いた後、古浄瑠璃の雰囲気を知る手がかりとして「浄瑠璃古今の序」を取り上げた。
義太夫節の語りと三味線の特徴をしめす時代物・世話物の代表曲をSP原盤の再生も交えて提示した。
義太夫節を取り入れ地歌に残る「繁太夫節」と、義太夫節が取り入れた「宮薗節」―ともに豊後系浄瑠璃―を比較提示した。
理解を助けるためすべての詞章を用意した。
説教浄瑠璃については初代若松若太夫の改良説教節を用いた。
古曲保存会レコードを中心にしたが、原盤の状態が悪く聞き取りにくい点は残念だった。この点については亀村氏より製作時の事情等についての説明を受けた。

◆視聴覚資料一覧

「釈迦如来誕生御和讃-小山内素憲」(KBS)、「説教・小栗判官照手姫-若松若太夫」(ローヤル)、「浄瑠璃古今の序-竹本鶴寿太夫・鶴澤清三郎」(古曲保存会)、「義太夫・一谷 陣屋/ 廿四孝・狐火/艶容・酒屋/歌祭文・野崎-竹本織太夫・竹澤團六」(KBS) [繁太夫物・天の網嶋・道行名残の橋尽し-富崎春昇](古曲保存会)、「宮薗・朧の桂川-宮薗千世社中」(古曲保存会)

オプション:
比較参考のため「説教・小栗判官-若松若太夫」(ビクター)、「義太夫・天網嶋 道行 / 桂川 道行朧の桂川」を CD, カセットテープで提示

◆配布資料

レジュメ-A4 2枚、古浄瑠璃系統図-A3 1枚、すべての該当箇所の詞章-A4 8枚

◆回覧・展示資料

義太夫丸本-「一谷嫩軍記」(2種)「艶容女舞衣」、義太夫稽古本、義太夫床本、 「浄瑠璃外題目録」(2種)、
以下複製 古浄瑠璃「むねわり」「さんせう太夫・説教佐渡七太夫正本」「山本飛騨掾正本・水からくり」「宇治加賀掾正本」(2種)「金平本全集」

◆来場者

約16名

開催日
平成18年9月7日(木)
時間
午後2時~午後4時
講師
担当:後藤 静夫(センター教授) 協力 :亀村 正章
会場
京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
合同研究室1(新研究棟7階)
申し込み
不要
参加費
無料
問い合わせ先
京都市立芸術大学 教務学生支援室 事業推進担当
電話075-334-2204

公開:2006年10月11日  最終更新:2018年03月30日

過去の伝音セミナー

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