平成15年1月17日(金)
平成14年度第2回公開講座は「神の顕現-日韓の宗教的儀礼に見られるかたちと意味」と題して、平成15年1月17日(金)キャンパスプラザ京都で開催しました。 はじめの講演では「日本の神楽と女性の神まつりに見られる神の表現」と題して、日本伝統音楽研究センター教授 吉川周平が、下記4点のビデオを使用して、日本の宗教的儀礼にあらわれる神の表現のかたちを検討しました。 次の講演では「韓国巫俗神(ふぞくしん)の顕現の方式」と題して、早稲田大学演劇博物館助手の南聲鎬(ナン ソンホ)氏が、韓国の神々の諸相と実例多数を、パーソナルコンピュータに整理した画像を駆使して検討しました。最後にビデオによる代表例の紹介もありました。
1. は「南九州の男の神楽における自分たちの運命に関る無名の神の出現のかたち」を例示したもので、その基盤となっているものは、2. と3. の「南西諸島の女性の神まつりにおける神がかりの表現による神出現のかたち」であり、4. は「本土の男の神楽に見られる真正の神がかり」の例として紹介しました。
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挨拶:廣瀬量平所長
講演1 「日本の神楽と女性の神まつりに見られる神の表現」 吉川周平教授
講演2 「韓国巫俗神(ふぞくしん)の顕現の方式」 南聲鎬氏(早稲田大学演劇博物館助手)
会場風景1
会場風景2
公開:2003年02月04日 最終更新:2020年01月23日
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